奨学金とリボ払いで地獄を見た女性の話。
どこから突っ込めばいいのか。
とにかく、色々と間違っている。
でも、本人はその間違いに気がつかない。
奨学金は月に10万円なのに、9万円の家賃のマンションに住む恐ろしさ。
バイトを優先して生活費を稼がなくてならないのに、部活を優先する愚かさ。
『収入−必要経費=自由に使えるお金』
ということに気がついたのは、かなり大人になってから。
借金漬けになってようやく気がついた。
でも、こういう人はたくさんいます。
風俗に落ちた女子大生のルポを読むと、みんな、盛大な間違いを犯している。
そう、金銭感覚がおかしいのです!
収支の意味が分かっていない。
有名大学に通っているのだから頭はいいはずなのに、簡単な計算ができないんです!
『収入−必要経費=自由に使えるお金』
これが、理解できていないのです!
とひろで。
今年から、18歳で成人。
大丈夫かな…。
未成年なら、どんな契約も無効にできますが、成人となれば、簡単には無効にはできない。
ありとあらゆる詐欺師が新成人を狙っている気がします。
私も上京早々、悪質なキャッチにやられました。
詐欺師だけじゃありません。
ちゃんとした企業の看板を背負った人たちにも注意。
特にリボ払い。
ダメ、絶対。
いずれにしても。
成人の前に、金銭感覚を養わなくてはなりません。
義務教育のプログラムに組み込むべきです。
教材は、『ナニワ金融道』と『ウシジマくん』
どんなに頭がよくても、才能があっても、
金銭感覚がなければ、悪い誰かに利用され、搾取されます。
日本は「お金」を穢れたものだとする文化が根強く、
学問の世界にお金の問題は持ち込むべきではないという風潮がまだあります。
そのせいか、子供や学生に、金銭感覚を教える機会を設けないんですよね。
これは出版の世界にもいえて、出版業界の習慣として、いまだに請求書とか領収書とか、そういうやりとりをしないところが多いんです。
原稿料がいくらか……という話もしない(今は改善されましたが)。
それは、「小説という芸術にお金の話を持ち込んではいけない」ということなんだそうです。
でも、この世は所詮は「お金」なんですよ。
この感覚を鍛えておかないと、本当に大変なことになる。
人生を台無しにします。なんなら命もとられます。
一生、搾取されるだけの人生になります。
このことに、去年、結婚された例のM子さんとその実家はまったく理解してないのが心配なんです。
KK親子の金銭問題に蓋をしてしまいました。
借金そのものが問題ではなく、その「感覚」が問題だったのに。
その感覚を有耶無耶にしたまま結婚。
これがただの一般人なら、ソープに沈もうが、ベーリング海のカニ漁船に放り込まれようが知ったこっちゃないんですが。
いつか、日本は、KK親子とM 子さんが原因で大きな大きな負債を背負うことになりそうです。