真梨幸子mariyukiko’s blog

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港区女子とジェンダーフリー

とある有名料理家さんのつぶやきから、ここ数日「港区女子」が注目です。

news.yahoo.co.jp

 

料理家さんが友人たちと飲み会をしたところ、友人が見知らぬ女性を大量に連れ込み、その女性の分まで支払うことに。それに疑問を覚えた料理家さんがその旨を伝えると、「ケチすぎる。録画したからSNSで拡散する」と脅されたそうです。

この一連のやりとり。

一番やばいなぁと思うのは、「録画したから拡散する」と脅してきた女子です。

プロです。

間違いなく、プロです。

そう、プロの「港区女子」です。

港区女子」の生態は、以下に詳しいので、ご参照ください。ここでは割愛します。

(参考)

 

で、一連の騒動で、

当事者と思われる港区女子が反撃。

「(ケチ野郎は)もう港区にくるな」と。

 

この女性、どうやら港区をしきっている、ボスのようです。

怖いですね。

この女性の許可なしには、港区に行くことはできないようです。

 

さて。

港区では飲み会に誘われた女子は、すべてタダになる模様です。そういう文化があるようですね。

まるで、港区だけ「バブル時代」で時計が止まっているようです。

私、以前、港区の赤坂に住んでいたことありますが、確かに、夜な夜な綺麗に着飾った若い女性がタワマンに吸い込まれていたなぁ。

 

私もバブル時代を知る女なので、当時は「女性は奢られるもの」という価値観があったことも承知しています。もちろん、ここでいう「女性」は、容姿端麗な女子です。

私のような女は、割り勘が鉄則です。

つまり、「女は商品」だった時代です。

その証拠に、水商売の女性は、「奢られる」のが当たり前。

なんなら、お茶してお金をいただくなんていうのも、当たり前。

(今でいうギャラ飲み)。

うちの母は水商売をしていたのですが、時折、「ちょっとお茶してくるね」と、着飾って出掛けて行きました。

「お茶してくるね」というのは、「ひと稼ぎしてくるね」と同義で、「お稼ぎ!」と見送ったものです。

そんな母でしたが、商売抜きでは、奢られるのも奢るのも大嫌いで、フィフティフィフティを貫き通していました。「商売」をプライベートに持ち込むのをいやがったんですね。

そうなんです。「奢られる」というは、商売のひとつなんです。

つまり、港区女子やその原型であるバブル女子は、「商売(プロ)」なのです。

商売人なのです。

恐ろしいことに、バブル時代は、大半の女性が、この商売人でした。

騒動の主である料理家さんは、30代後半。バブル時代を知らない世代です。

失われた世代です。この世代は割り勘が当たり前。

文化の違いが、このような騒動を引き起こしたのかもしれません。

 

でもね。

港区女子も、もうそんなに長くは続かないと思います。

税務署の目も厳しくなっていますし(身近な人が税務署にチクって脱税がバレることが多々)、なにしろ、今は、ジェンダーフリーな時代。女を商売の武器にするのは、難しい時代になりました。(だから、今回のような騒動も起きた)

それでも、タダで飲み食いをしたいという女子。

ひとつだけ方法があります。

接待」を受けられるような立場になるのです。

(売れっ子)クリエイターとか小説家とか漫画家とか。

または、大きなお金が動くクライアント側になる。

そうしたら、飲み会や会食の席で、お金を要求されることはまずありません。

なんなら、行きと帰りのタクシーチケットまで出してくれます。

そういう立場におなりなさい。

全国の港区女子のみなさん。