日付変わりまして、12月9日は、マリモさんの誕生日です🎂
ということで、プレゼント。
去年、買ったばかりのセーター(気に入っていたのですが、洗濯に失敗して縮んでしまいました……)で、猫ベッドを作りました。
ベッドを巡ってモナミちゃんと一悶着ありましたが、無事、マリモさんのものとなりました。
負けたモナミちゃんですが、マウントをとるのは忘れない。
マリモさんより上を陣取っています。
さて。
本日で8歳になったマリモさん。
人間でいえば、48歳。
まだまだ、若いですね!
で、ちょっと気になって、猫の平均寿命の推移を調べてみたんです。
そしたら、こんな表を見つけました。
日本獣医師会「家庭動物(犬猫)の高齢化対策」より
この表は2008年までですが、現在はそれよりさらに寿命が伸びていて、猫の場合は14.4歳だそうです。
完全室内飼いの猫の場合は、16歳を超えるようです。
すごいですね。
1980(昭和50)年なんて、平均寿命は2歳半ですよ。それから43年で、12歳も寿命が延びています。
確かに、昔は、猫は短命なイメージでした。
10年以上生きていると「すごい長生きだね!」と。
猫が、この短期間でここまで寿命を延ばしたのは、キャットフードの普及が大きいでしょうね。
それまでは「猫まんま」と言われる、人間の食べ残しが猫の食事でした。
猫には厳禁の、塩分やらネギやら玉ねぎやらニンニクやらがたっぷりと含まれていたと思われます。
恐ろしいですね……。
あと、昔は飼い猫であっても外と室内を行き来していました。これが寿命を縮めていた原因のひとつだったようです。今ほど、ワクチンも普及していませんでしたから、感染症で若くして亡くなる猫も多かったのでしょう。
しかし、40年で、猫や犬などに対する意識はがらりと変わりましたね。
今は、猫も犬も完全室内飼いが圧倒的に多いのですが、昔は、違いました。
特に犬は、高級な小型犬以外は、ほとんど外で飼っていました。
短いリードに繋がれて門扉近くの犬小屋で飼われているワンちゃんをよく見かけましたが、あれがどうにも哀れで……。雨の日も雪の日も嵐の日も寒い日も暑い日も、いつ通っても、項垂れて虚な目で往来をみつめているワンちゃん。今でいう、ネグレクト状態です。
特に大型犬になると哀れさがひとしおで、犬を飼っている家の前を通るのを避けていたものです。
今、そんな風にワンちゃんを飼っていたら、間違いなく「虐待」容疑で通報されてしまいます。
でも、昔はそれが普通で、猫も犬も、どこか使い捨てな感じがしました。
動物愛護の精神が希薄だったのかもしれません。
引っ越すから、飽きたから、病気になったから……という理由で、安易に保健所に連れて行く人も多かったように記憶しています。
もちろん、ペットを家族のように愛でていた人もいました。
うちの伯母がまさにそれで、どんなことがあっても、死ぬまで、愛犬と一緒でした。愛情を注いだおかげでその愛犬は、10歳以上生きました。
うちの母が、亡くなる数日前に臨死体験したのですが、そのとき、その伯母(母から見て姉)が迎えにきてくれたんだそうです。愛犬と一緒に。
「あー、ゴン(愛犬の名前)も一緒なんだ! 姉さん、よかったね!」と、なんだか嬉しくなったそうです。
一方、叔母(母から見て妹)は、ペットを使い捨てする人で、まあ、酷かった。今だったら、間違いなく、炎上案件。
同じ姉妹で、どうしてここまで違いがでてくるのか。
不思議ですね。
私も、あの世でもマリモさんとモナミちゃんと一緒に暮らしたいな。
そのためにも、今生で、目一杯、愛情を注ぎたいと思います。
で、がらりと話題が変わりまして。
「鸚鵡楼の惨劇」の中国版が届きました。
しかし。
あの中国で、この作品が発売されるとは。
ちょっと驚きです。