猫姉妹の長女、マリモさん。
赤ちゃんの頃は底なしのフードファイターでしたのに、思春期を迎える(1歳)頃から、突然、今まで食べていたフードを食べなくなりました。
それからは、フードジプシーが続いて……。
で、3歳頃、結局、ずっと避けていた小麦粉入りのフードに落ち着いたんです。
原材料表示の二番目に「小麦粉」とあるような、ちょっとリーズナブルなフードです。
内心、複雑でした。
できるなら、グリテンフリーのものを食べさせたい(なので、それまでは、プレミアムフードと呼ばれるグルテンフリーのフードを与えてました)。
でも、食べてくれなきゃ元も子もない……ということで、グルテンたっぷりのフードに切り替えたんです。
もりもり食べてくれました。やっぱり、猫も、グルテンを美味しく感じるだろうな……と。
ですが、数年前から、耳とか目とか、顔周りに謎の傷が。
妹分のモナミちゃんと喧嘩でもしたのかしら?とはじめはモナミちゃんを疑っていましたが、よくよく観察していると、マリモさんの自傷行為でした。
自分で自分を傷つけている。
そんなことが、年に数回起こります。季節的なもの?とも思いましたが、これは、もしや、アレルギーなんでは?と。
というのも、私もここ数年、謎の掻痒感に悩まされてきました。
太ももだったり臀部だったり。寝ているときも掻きむしっているようで、皮が剥けるほどの大惨事。
痒み止めを塗ったり色々したのですが、改善せず。
でも、それがぴたりと止まったんです。
牛乳をやめてから。
牛乳が大好きで、小さい頃がごくごく飲んでいたのですが、ときどきお腹を壊すことがある。で、加齢もあって、その腹痛が激しさを増すようになったので、牛乳から豆乳に変えたんです。
すると、激しい痒みもぴたりとなくなりました。
そう、私の痒みは、牛乳によるアレルギーだったんです!
そんな経験をしたばかりなので、「もしかして、マリモさん、アレルギーなんでは?」と。
思い当たるのは、グルテン(小麦粉)。
試しに、フードを徐々に変えることにしました。
グルテン入りのフードに、グルテンフリーのフードを少しずつ混ぜて。
で、完全にグルテンフリーのフードになったところで、マリモさんの謎の傷もなくなりました。
それでも、アレルギーなのかそうでないのか半信半疑だったのですが。
マリモさんが、モナミちゃんのフード(便秘がちなので、ときどき便秘にいいフードを混ぜています。小麦粉も入っています)を食べてしまったことがあるんです。そしたら、出ました、謎の傷が。きっと、掻きむしってしまったのでしょう。
間違いない! グルテンアレルギーだと確信しました。
今は、マリモさんもモナミちゃんも、完全グルテンフリーのプレミアムフードです。
どちらも、毛艶が素晴らしい!
なにより、3年前にすっかり禿げてしまったマリモさんのお腹の毛も生えてきました。
もしかしたら、毛が抜け落ちてしまったのも、グルテンが原因だったのかもしれません。
当時は、ステレスによるものだ……と診断され、思い悩んだものですが。マリモさん、なににストレスを感じているの?と。
そうか。当たり前だけど、食べているものが体を作るのね。
やはり、値段のお高いいいものを与えていると、体も健康になり毛艶も輝きます。
見てください、このドヤ顔!
キラキラ、光っています。これでも、今年8歳。人間でいえば48歳のマダムです。
猫と生活をはじめて。
いろんなことが変わりました。
まずは、部屋の芳香剤がなくなりました。
香水もつけなくなりました。
匂いがきつい洗剤も避けるようになりました。
観葉植物の種類も変わりました。(床には置かずに壁かけになりました)
殺虫剤もなくなりました。虫除けには、ヒバ油を使用しています。
なんか、すっかり、意識高い系の女になってしまいましたw
そういえば。
ストパと白髪染めをやめてから、抜け毛が劇的に減りました。そう、劇的に!(大事なことなので2度繰り返しました)
それもあり、毛量が増えました。
やっぱり、安全とはいえ、ヘアー関連の薬品も、いろいろと体には負担だったんだろうな……と。