真梨幸子mariyukiko’s blog

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私の断薬記

4月5日といえば、例年ではすっかり葉桜になっている頃ですが、今年はようやく、満開。

恒例の植物園に行ってきました!



 

植物園の桜は、八分咲きってところでしょうか。

土日が満開の見頃になりそうです。

 

植物園の桜は、いい意味でなすがままなので、地面につくほどに枝が伸びきっています。

 

 

桜以外にも、実はひっそりと満開を迎えている木がありました。

それは、モミジ

この、褐色の小さいの、花のようです。

 

こちらも満開でした!

(シキミに似た木でしたが、名前はわからず。。)

 

 

 

 

 

さて、本題です。

 

私は小さい頃から胃腸が弱く、便秘と下痢を繰り返してきたのですが、社会人となってからは、もっぱら便秘。気がつけば、一週間も二週間もお通じがないことも。

で、便秘薬に頼るようになるのですが、薬が癖になってしまい、薬を飲まないとお通じがこない体に。で、週末に薬を飲んで、休日に……というパターンが出来上がってしまいました。自力では出させない体になってしまったんです。それが、三十年近くも!

五十歳を迎えた頃、どんどん薬の量が増えて、さすがにやばいな……と。しかも、便秘薬に含まれている 大黄センナアロエなどが大腸メラノーシスを引き起こし、腸がまっくろになり、ついには自力では排便できなくなる可能性もある……という記事を見てしまい、恐怖が頂点に。

一大決心をしました。便秘薬を断とう……と。

自力で排泄する訓練をしようと。

それが、十年前。

そして、今。

みてください、このカレンダーを!

記しがついているのは、お通じがあったことを示しています。ときには、1日に2度あることも。

 

見事、断薬に成功しました!

秘訣は、「気にしない」です。

お通じは毎日あるものではなく、体質や環境によって、2日に一度とか、3日に一度……ということもあるそうです。

毎日排便しなくちゃ!というプレッシャーがあるから、かえって便秘になるんだそうです。

一週間ぐらいなくても、死にはしないと。

そんなことをなにかの本で読んで、気にしないことにしました。

たしかに、最初は辛かった。一週間こないと気になって気になって。それでも気にしないように努めているうちに、自力で出せるようになりました。

はじめは一週間に一度、4日に一度、3日に一度……という感じで、数年かけてその間隔が縮まってきて。

今も、毎日お通じがあるわけではなくて、3日ほどないときもあります。1日おきのこともあります。それでも放っておくと、いつかは便意がやってくる。

たぶん、これが、私のお通じリズムなんだと思います。カレンダーに記をつけていると、そのリズムがよくわかります。

月のはじめはコンスタントに毎日あるのですが、どういうわけか月の中頃になると間が開く。もしかして、これが私のバイオリズムなのかな?とか。

 

そして、便秘薬のほかに、鎮痛剤ガスターを常用していました。どちらも、腎臓にかなり負担をかける薬です。

でも、なかなか手放すことができなくて。。。。。

 

そして、出会ったのが「五苓散」。これ、びっくりするほど即効性があるんですよ!

頭痛以外にも、むくみ、吐き気、なんなら風邪のときにも飲んでいます。

五苓散のおかげで、鎮痛剤も経つことができました。

 

そして、ガスターも、この十年ほどはまったく飲んでいません。

プラセボ効果なのか、胃痛も胸焼けも、五苓散を飲むと緩和するんです。

 

あ、それと、忘れてはならないのが、カラーリングストパー(縮毛矯正)。

カラーリング剤の注意書きに、「腎臓病、血液疾患がある人は使用しないでください」的なことが書かれているのはご存知ですか?

他には、生理中、妊娠中、体調不良、病気中、病後は、使用を控えるように注意喚起されています。

カラーリングでアレルギーが発症する場合があることは知られていますが、実は、皮膚から吸収(経皮吸収)されることにより、回り回って、腎臓や心臓、肝臓などの内臓にも影響を与えるらしい。で、長年使い続けていると、腎臓にかなりの負担が……ということをあるルートで教えてもらい、「ひぃぃぃ」ってなりました。

それって、陰謀論

いや、事実のようです

biz-journal.jp

 

それでも半信半疑でしたが、内臓に負担をかける以前に、カラーリングをすると必ず体調が崩れる。なにより、あの臭いがダメすぎて、カラーリング(白髪染め)をやめることにしました。

(一昨年の暮れ、カラーリングをした直後、眼底出血をしたこともトラウマ。因果関係はわかりませんが、でも、ちょっと、カラーリング剤を疑っています。)

ついでに、ストパーも。ストパーをやめたのは、髪がどんどん細くなっていったのが原因です。あと抜け毛もひどかった。ストパーのあの液の臭いも耐えられないものがあり、体には悪そうだな……って。

それで、一年前に、両方ともすぱっとやめてみたんですね。

で、今は、こんな感じです。

 

 

白髪は目立ちますが、髪の太さは戻り、抜け毛も減りました。

なにより、めちゃ楽なんです!

以前は1ヶ月に一度は白髪染めに美容サロンに通っていましたが、今は、2ヶ月に一度、カットしにいくだけ。

 

 

還暦を迎える今年、とにかく、これからの人生は楽に快適に生きたい。

老いを受け止めて、下手に抗うことなく、「あるがまま」にしておけば、体にも負担をかけずに済むかな……。そんなことを考えています。

「坂の上の赤い屋根」最終回(ネタバレあり)

WOWOWの「坂の上の赤い屋根」、最終回でしたね……。

 

ほんとうに面白かったです。

そして、どの役者さんも素晴らしかった!

 

最終回の橋本、怖かったですね。

「聞きたいですか?」の顔がホラーでした。夢でてきそうでした。

 

橋本涼桐谷健太さんが演じると聞いて、正直「え?」と驚きました。

というのも、原作の橋本は小太りのイケてない中年男性。しかも、童貞です。

それを大渕に揶揄われたことが、犯行の動機のひとつになっています。

そんなキャラとは対極にある桐谷さんが?……と。

あの細マッチョのイケメンが?……と。

 

だから、ちょっと不安でもあったんですね。

 

ところが、そんな不安は撮影現場にお邪魔したときに吹っ飛びました。

あえて増量した桐谷さん、その眼には負のオーラが宿り、

「橋本だ……」と合点したのでありました。

 

容姿的なコンプレックスがなくなった分、橋本の暗い過去と黒い心理に焦点が当てられたドラマとなりました。

よりいっそう、橋本の不気味さが引き出されていたように思います。

 

そして。

最終回を見て、もうひとつ「ええええ」と驚いたのは、

「犠牲者が増えている!」という点です。

笠原さん。まさか、白骨死体になるなんて……。

「あれ? 原作はどうだったけ?」と、慌てて読み直した次第です。

 

 

 

 

肝腎要

小林製薬製の「紅麹」事件、日に日に被害が拡大していきますね……。

 

 

さて、過去に「腎臓」について言及した記事がありますので、今一度再掲しておきます。

mariyukiko.hatenablog.com

 

-----------再掲ここから---------------------

さて。マリモさんがこの12月で8歳になります。

猫的には立派なシニアです。で、フードも少しずつ、シニア向けに移行中。

いろいろと調べて、「リン」が少ないフードがいいということで、何種類かをトライ中です。

 

それまで食べていたフードは、グルテンフリーの、たんぱく質がもりもりと入ったプレミアムフード。でも、そのフードを作っているメーカーにはシニア向けというのがなくて。全年齢、同じ成分なのです。

お高い分、良質なフードで、おかげで今まで病気らしい病気ひとつしたことなく健康に元気いっぱい生活していきたのですが、でもやっぱり、高齢になったら「リン」に気をつけたほうがいいという記事をよく眼にするので、このままそのフードを続けていいのか悩んでいました。

「っていうか、なんでリンがいけないの? リンって、必要な栄養素ね?」

そう、リンは生物には必要不可欠な栄養素です。

でも、糖質や塩分と同じで、摂りすぎたら弊害がでるんです。

骨や血管がボロボロになる、心臓病を招く、そして一番の弊害は「老化が進む、寿命が縮む」です。

 

最近の研究で、リンと寿命は関係していることがわかりました。

それまでは、個体のサイズに比例して寿命が決まっている(大きい動物ほど長生き)というのが定説でしたが、すると、ヒトが牛や象より長生きなのはなんで?となり、もしかしたら他に要因があるのでは?と研究していった結果、血液に含まれる「リン」の含有量と関係することがわかりました。

NHKスペシャル「人体」より)

 

「リン」は主に、肉や大豆などのたんぱく質に含まれます。それをよく食べる動物ほど寿命が短いということになります(肉食動物が比較的寿命が短いのはそのせい?)。

でも、ヒトもたんぱく質をもりもり食べますよね。なのになぜ長生きできるのかというと、不要なリンを排出する腎臓の性能が他の動物より優れているからなんですって。

腎臓は塩分の調整もしますが、ヒトが他の動物と比較にならないほど塩分を摂取しても大丈夫なのは、やはり、腎臓の働きがあるからこそ。

 

海から陸へ、森から平原へと生活の地を拡大してきた生物。

生活の場を変えても、生物は「海と同じ環境」を維持する必要がありました。その維持を担ったのが腎臓というわけです。

好奇心旺盛なヒトは、いろんな場所に住みいろんなものを食べてきた。そのせいで、腎臓が進化しざるを得なかったのかもしれません。

一方、イエネコは人間と暮らすようになってから1万年とかその程度。腎臓を進化させるまでには至っていません。なので、ヒトと同じような食事をとると、とたんに腎臓がやられてしまうのかもしれません。

 

そんな肝要の腎臓。実は、その細胞は生まれた時点で完成しており、それを死ぬまで使用して、再生することない。(卵子と似たよう構造です)

なので、一度破壊された腎臓の細胞は、もう2度と、元には戻りません。壊れたままです。

破壊される原因はいろいろとあるのですが、その一番は「薬」だそうです。

そうなんです。こそが、腎臓の大敵。

造影剤や抗がん剤なとが腎不全の原因になることはよく知られていますが、実は、私たちがよく飲む市販の風邪薬とか鎮痛剤とか胃薬も、腎臓には大敵。腎臓を徐々に壊していきます。その他にも、薬といわれているもののほとんどんが、腎臓の負担になります。

この薬剤製腎障害というのが、今、人類をじわじわと脅かしているんだそうです。

それでなくても、リンを含む添加物(ハムなどの加工品やお菓子、調理済み弁当、即席ラーメン……などなどリンが添加されているものは数しれず)まみれで、ヒトの腎臓は崖っぷちに立たされています。その最後の打撃になるのが、薬というわけです。

 

なぜ、薬が腎臓に悪いのか。

薬というのは、必ず、という側面を持ちます。毒の側面が薬と言ってもいいかもしれません。

腎臓は、体内に薬(毒)が入ると、それを濾過しようと必死で働きます。で、細胞が過労状態になり、ついには破壊されてしまいます。

ちなみに、普通の食べ物も毒の側面がある。たんぱく質は特に毒素が多く(リンもそのひとつ)、だから、腎臓病と診断された人は、たんぱく質やリンの制限が必要なのです。腎臓の濾過機能が弱い状態でたんぱく質やリンを摂り続けたら、身体中が毒だらけになるからです。

 

薬といえば。

四年前に亡くなった、うちの母。

最初は、心臓が弱っているということで病院にいったんです。そしたら、このままでは余命は10年もない……的にことを言われ、医師の指示通りに治療に励むことにしました。

その2ヶ月後、今度は腸からの出血がはじまりました。(心臓の薬の副作用らしい)

出血を止めるための薬で、またまた心臓が……と、悪循環の沼にはまってしまい、最後は、腎臓をやられて、亡くなりました。

その間、一年。10年どころではありません。

薬も毎日、牛のように飲んでました。

思いましたね。ああ。薬で死んだなぁって。

 

母のようなケースは多いようです。まったく違う病気で治療をはじめたのに、腎臓障害で亡くなる人が世界的に。

で、最近では、薬をすべてやめてみる……という治療をする病院もでてきたのですが、母が入院していた病院は、残念ながらそういう考えではなかったようです。

 

で、猫の腎臓です。

猫の腎臓はデリケートで、ほとんどの猫が腎臓病が原因で亡くなります。

なぜ、猫にこれほどまでに腎臓病が多いのか。

いろんな仮説はありますが決定的な理由はまだ解明されておらず。

先ごろ、「猫は遺伝子的に、不要なものや老廃物を掃除し排出する(AIM)機能がきかずに尿の通り道がつまり、腎不全を起こしやい」ことが突き止められましたが、それがすべてではないようです。

腎臓の細胞は薬で破壊されると先ほど書きましたが、もしかしたら、ヒト以上に、猫の腎臓は薬に打撃を受けるのかもしれません。

薬とはちょっと違いますが、ワクチンも影響していると思われます。

ワクチン接種痕に悪性腫瘍(癌)ができることが多いと、前にブログにも書きましたが、腎臓にもなにかしらの影響を与えていそうです。

なので、ワクチンは頻繁に接種するのは避け、三年に一度が望ましい……というのが世界的なガイドラインなのですが、どういうわけか、日本では毎年接種させる病院が多い。

うちの猫姉妹の主治医は三年に一度派なので、その点は安心なのですが、毎年接種させる病院は、ちょっと疑ってかかったほうがいいように思います。

「なぜ、毎年接種しなくてはいけないんですか?」と、やんわり聞いてみるのもいいかも。

 

あと、猫の腎臓に悪い……といえば、花とか草とかの植物。

特にユリなどの球根系の花は、その花粉を飲み込んだだけでも急性腎不全になります。

観葉植物の中には猫の腎臓に悪いものも多く(ポトスなどの芋系)、間違ってかじっただけで、やはり急性腎不全になります。

言うまでもなく、ネギ系もそうですね。

急性腎不全に一度なると、そのときは治っても慢性化して、結局は腎不全で亡くなるケースが多いと聞きますので、今一度、身の回り植物には気をつけたいものです。

-----------再掲ここまで---------------------

 

 

 

さて。

腎臓はいわゆる新陳代謝というものはせずに、生まれた時に形成された細胞を死ぬまで使うんだそうです。

だから、一度破壊されたら、壊れたまま。元には戻りません。

つまり、腎臓は寿命のバロメータということになります。

現在医学では透析というものがありますが、それも万能ではありません。

 

なにかの番組でやっていましたが、先進国では入院患者の5人に1人が、最後に腎臓をやられて死亡するんだそうです。腎臓とはまったく関係ない病で入院していたとしても。

(うちの母もそうでした)

そうそう。NHKスペシャルでもやっていましたっけ

www.nhk-ondemand.jp

NHKオンデマンドを契約されている人はぜひご覧になってほしい。

特に、37分43秒あたりから紹介される事例は、衝撃的です。

入院患者で多発する「急性腎障害」は、病院で処方される薬が原因だったというのです。

そこで今は、必要な薬でもあえてやめて、まずは腎臓を守ろう……というのがトレンドらしいのですが。

残念ながら、それを実践している病院は、日本では少なそうです。

母だって、腎臓がぼろぼろで風船のように浮腫んでいたにもかかわらず、馬のように薬を飲まされていましたからね……。

 

実は、私、腎臓が弱いんです。

小さい頃から。

小学校の頃の尿検査ではしょっちゅう蛋白尿でひっかかっていたし、とにかくだるくて50メートルを走るのも苦痛でした。

でも、特に治療もせずに今に至っているわけですが。

ただ、母からはよく、「卵は1日一個ね!」と制限されていたましたっけ。当時でも、腎臓に高タンパク質はよくない……という知識はあったようです。

 

ステージでいえば、1から2ぐらいをだらだらといったりきたりして、約半世紀、生きながらえてきました。激しい運動をする必要がなかったのもラッキーでした。

あとは、やみくもに薬を飲まなかったことも、腎臓を守ることにつながっていたのかも。

……とはいえ、十二指腸潰瘍を患っていたときはガスターを手放せなかったし、頭痛持ちだったので、鎮痛剤も手放せなかった。あとは、便秘薬も。

今思えば、どれも腎臓に負担をかけるようなものばかり。

今は、ガスターも鎮痛剤も便秘薬も断薬に成功しましので、昔ほどは腎臓を酷使していないはず。

(どうやって断薬したのかは、また後日)

でも、サプリメントは、盲点だった……。

深夜の通販番組で洗脳されて、うっかりポチったサプリメントは数知れず。

結局、続けられずに、色とりどりのサプリの残骸が引き出しの奥に眠っています。今思えば、この飽き性が功を奏したように思います。

なにごともこつこつと続けることができる真面目な性格だったら、サプリメントを飲み続けて、弱い腎臓に大打撃を与えていたんじゃないかと、ぞっとします。

 

とにかく、余計なことはしない。シンプルに生きる

これが、腎臓には一番いいことなのかもしれません。

 

薬と毒は表裏一体 サプリメントの危うさ。

news.yahoo.co.jp

 

問題の紅麹で、死亡者が出ていました。

 

色々と調べたとこによると、紅麹にはシトリニンという毒が含まれることがあるそうです。シトリニンは腎臓を破壊する危険があるため、紅麹じたいを使用禁止する国もあるそうです。

では、なぜ、東アジアで長い間紅麹が使用されてきたのか。

毒を凌駕する効能があったからなのでしょう。実際に、コレステロールを減らし、血圧を下げる効果があります。

 

薬とされているものには、毒の側面があります。

たとえば、風邪に効く葛根湯もむやみに大量に飲めば、毒になりかえって体調を崩します。

 

西洋の薬、東洋の薬、すべてにおいて、毒の側面があることを忘れてはなりません。食べ物だってそうです。

私は定期的に「にがり」を飲んで不足しがちなマグネシウムを補っているのですが、にがりもとりすぎると、高マグネシウム血症となり、死亡することもあります。

塩分もそうです。タンパク質もそうです。炭水化物(糖質)も脂質も。水分だって。

すべて体に必要なものですが、とりすぎると、病気につながります。

 

紅麹も、毒の側面があることを昔の人は知っていたのかもしれません。

だから、少量使用して、たとえば着色料として使用してきた。

小林製薬は、その紅麹から毒(シトリニン)を取り除くことに成功し、紅麹をまるごとサプリメントにしました。

直接の毒となるシトリニンを取り除いたとして、はたして、紅麹をまるごと大量に取り続けることは適切だったのか。

もしかしたら、紅麹のとりすぎによる事故だったのではないか。

 

紅麹に限らず、サプリメントにはそういう危険がはらんでいます。

特定の栄養素を純度の高い状態で提供するサプリメントは、ときに肝臓や腎臓を破壊する。これはよく言われていることです。

 

人間に限らず、生物は、絶妙なバランスでなりたっています。

バランスを崩したときに、病気となります。

サプリメントは、バランスを崩す原因にもなる。

サプリメントは、薬(毒)なのだという意識を持たなければならないと、今回のことで改めて思いました。

 

 

なにごとも、過ぎたるは猶及ばざるが如し。

 

 

 

追記。

 

小林製薬が発売していた紅麹サプリ。

これを飲んでいた人たちは、健康診断とかで悪玉コレステロールが高いだの血圧が高いだの言われたんでしょうね……。

健康診断の数値。こんなものに振り回されて、かえって命を削る……というケースは、他にも色々とあるような気がします。正常値に近づけようとして絶命してしまったら、これこそ本末転倒。「健康のためなら死んでもいい」なんて、洒落にもなりません。

そもそも、その正常値(基準値)って、本当なんですか? 体質や民族によって違いはあるもんじゃないですか? 

なんか、「正常値」教という宗教みたいで、怖いのです。

「正常値でないと、あなたは死ぬ。地獄に落ちる。だから、これ(サプリメント)を飲みなさい……」

私も割と気にするほうなので、この商法にころっとやられてしまう。

だから、私は、健康診断はしない派です。

知らぬが仏、ってやつです。

 

原因を解明してほしいですね

www3.nhk.or.jp

 

小林製薬が製造した紅麹に謎の毒成分が含まれていた件。

これ、カネミ油症事件を彷彿とさせる流れなんです。

ja.wikipedia.org

 

カネミ油症の場合、ライスオイルを製造中にPCBが混入したことで起きました。 

(過去に、この事件について言及しましたので、参考までに貼っておきます)

mariyukiko.hatenablog.com

 

カネミ油症事件を発端にPCBが社会問題になり、PCBが海に大量に流されているということで、魚屋と寿司屋から魚がなくなるという事件も発生しました。

(ドラマ「ありがとう」魚屋編でも、この問題を扱っています)

今もなお解決していない、公害問題です。

 

今回の紅麹も、紅麹そのものではなくて、製造途中でなにかしら毒が混入したんじゃないかと予想。

 

となる、新たな公害問題に発生する可能性大です。

 

紅麹に入っていた謎の毒は、腎臓を直撃。

この事件も思い出しました。

ja.wikipedia.org

 

汚染された小麦グルテンを原料としたペットフードを食べたペットたちが次々と腎不全に陥り、多数の命(3600匹)が犠牲になりました。

恐ろしいのは、汚染原料を使用していたのは、90社200ブランド。

汚染された原料を、多くの会社が使用していたのが原因です。

 

今回も、小林製薬だけではなく、同じ紅麹を使用していた別の会社が50社も!

これは、大きな事件へと発展しそうです……。