日本で最も有名な事故物件のひとつ。
それは、渋谷の超高級賃貸マンションの一室です。
13年前、その部屋でとある有名タレントが孤独死しました。
芸能界を引退して割とすぐのことです。
当時、家賃は百万円を超えていたのですが、孤独死のあとは「事故物件」扱いとなり、
家賃は半額まで落ちました。
その物件(の募集サイト)を長らくウォッチングしているのですが、
今も空室のままです……。(家賃も半額のまま)
でも、私の記憶では、時々募集サイトから消えていましたので、たぶん、借り手がついていた時期もあるんじゃないかと推測。
でも、すぐに、空室になっちゃうんですよね。
通常、一度、第三者が住むとロンダリングされて「事故物件」の告知はしなくなるものですが(法的には事故物件の告知はずっとするのが正解らしいです)、
でも、ここまで有名な事故物件の場合、すぐにバレてしまいます。
なので、なにも知らずに「相場よりめちゃ安い! ラッキー!」と借りてはみたが、あとあと、「ああ、あの部屋か……。●●●が孤独死した部屋だよね」と、おせっかいな誰かに耳打ちされて、急に怖くなって退室……ということなのかもしれません。
が、ここで疑問が。
その部屋で孤独死はありましたが、10年以上前の話だし、リフォームもされている。なにより相場よりかなり安いし、なんといっても渋谷の一等地という立地。
いくら有名な事故物件だからといって、気にしない人は気にしないと思うんです。というか、「こんなに安く借りられるなんて、ラッキーだ」と。あの辺なら、イケイケのIT企業の社長さんとかが多く住んでそうなので、彼らにとっては、「事故物件」なんて屁でもないのでは……?と。むしろ、「●●●が孤独死した部屋に住んでんだぜ!」と自慢しそうな気もします。
なのに、なんで、しょっちゅう空室になるのか。しかも、いまだ安い家賃のまま。
で、私、思いました。
その部屋、もともと、とても住みづらい部屋なのでは?と。
精神を病んでしまうほどに。
●●●が芸能界を引退したのは、この部屋に住みはじめてすぐのこと。
もしかしたら、この部屋に住んだのが原因で、芸能活動を続けられないほどの精神的崩壊があったのでは?と。あるいは、運気が大きく転調したのでは?と。
だから、この部屋がすぐに空室になるのは事故物件であることが原因ではなくて、住んでいるうちに生活基盤が崩れ、その部屋を出て行かざるをえない状況になる……のでは?と。
そういえば。
ツイッターをやっていた頃、この部屋に言及したことがあります。そうしたら、ある人から
「私の知人が、このマンションに住んでいたことがあります。会社の社長をしていましたが、このマンションに住みはじめてからすべてがおかしなことになり、とうとう会社を潰してしまいました。後で知りましたが、●●●が亡くなった部屋の下の階でした」(大意)
というコメントをいただきました。
うーん、気になります。
松原タニシさんにぜひ、住んでもらいたい。
追記
この部屋の間取り、ちょっとおかしいんです。
玄関ドアの横にトランクルームのようなものがあるのですが、やたらと広い。
たぶん、3畳ぐらいある。その奥にも、1.5畳ぐらいのさらなる謎の部屋が。合計4.5畳。ちょっとしたワンルームで、ここだけで人が住めちゃうような広さ。
もしかしたら、ここに、見えない誰かが住んでいたりして?