とんでもないことです😡
明日明後日は、共通テスト。テストのことで頭がいっぱいの女子高生は痴漢にあっても通報しないだろう、だから痴漢しまくれ! という内容の予告がネットで拡散されているとか。
なんてこと!
というか、明日明後日は、土日。満員電車じゃなくても痴漢する気?
そうなんですよ、空いている電車もまた危ない。
乗客はスマホを見たり音楽を聴いていたりして自分の世界に没頭しているので、空いても、誰も見ていないようなもの。
痴漢にとって、満員かどうかは関係ないのです。
痴漢といえば、いかにも変質者的な人物を想像しますが、実際は、真面目そうなひょろっとした会社員風な男性らしいです。
こんな記事を見つけました。
私も、痴漢によくあいました。
はじめての遭遇は、小学生の頃、満員電車の中で。
その後も、すれ違い様にスカートをまくられたり、お尻をさわられたり。
中には、空いている電車の中、わざわざ私の隣に座って露出してきた袈裟を着たクソ坊主もいました。
でも、それらはすべて10代の出来事で、たいがいは制服を着ていました。
そう、やつらは明らかに弱そうな若年女子を狙っているんですよね。
ほんと、思い出すだけでムカつくんですが、でも、昔は今より寛容な時代でして。
近所のエロいおっさんとか、会社のエロじじぃなんて、平気でスカートめくってきたり、お尻を触ってきたり。
そういう行為をスキンシップだと思っていたんだと思います。
ドラマとか漫画でも、そういう描写はたくさんありましたしね。
むしろ、女性を喜ばすためにやっていたような気もします。
ほとんどの女性は、1ミリも喜んでませんけどね!😡
でも、「やめてください!訴えますよ!」という空気じゃなかったんです、悔しいことに。
たぶん、あの当時、「お尻を触られました」「イチモツを見せられました」と訴えても、笑われておしまい。
こうなったら、自己防衛しかないということで、私は、電車に乗るときは戦闘モードになりました。
あまりの殺気に、「真梨さん、怖すぎる。スナイパーの目だ」と友人に言われるほど。近づいてくる不審な動きをする男に対してカバンの角で対抗したり、ときには足を踏んづけてみたり。とにかく電車に乗るときは「全集中」で、殺気を振りまいていました。そのおかげで、成人してからは痴漢には遭遇していません。
でも、そんな防衛をする必要がない社会になってほしいものです。
と、ここまでは被害者側の思い。
加害者(痴漢)側はどうなんでしょうか?
前述しましたが、痴漢の正体は、たいがい真面目そうな会社員。
パチンコやゴルフをする感覚で、痴漢をしているようです。
そうです、ストレス解消なんですって!
ストレス解消……というより、依存症に近いようですが。
だって、やめられないんだもの。どっかで、認知が狂っちゃったんだろうな……と。
もしかしたら、痴漢に寛容だった昭和時代にスカートめくりとかパンチラの漫画とか読み過ぎた世代が、いまだに「コミュニケーション」のひとつとして痴漢している恐れもあるんですが、一度、こういう歪んだ認知が刷り込まれると、もう治らないのかもしれない(絶望)。
いずれにしても。
痴漢加害者は、痴漢行為をする前に家族のことをちらりと思い出してみてください。特に、女性の家族のことを。母親、妻、娘のことを。
自分の父親が、息子が、夫が痴漢で捕まった。これほどのトラウマはありません。
私なら、一生、その傷を引きずります。
痴漢行為は、被害者だけでなく、加害者の家族まで深く傷つけることを、少しは想像してください。
(参考)