渋谷にあるという、透明公衆トイレ。鍵を閉めることで曇りガラスになり中身は見えなくなるとのこと。これが登場したとき、「でも、なにかの故障で使用中に見えてしまうこともあるんでは?」と。同じことを考えていた人は多く、トイレを紹介したニュースでも「なにかの拍子に(使用中に)透明になることはないんですか?」とレポーターがしつこく質問。
「絶対、ありません」と、担当者。通電を遮断したときに曇りガラスになる仕組みなので、停電等で(使用中)に透明に戻ることはない。つまり、鍵をかけることで通電が遮断される仕組みだとかなんとか。そんなことを力説していましたが、私はまったく信用してませんでした。
「この世に〝絶対〟はない」。半世紀以上生きていて学習したことです。
「絶対に安全」だの「絶対に儲かる」だの「絶対に幸せにする」だの「絶対に裏切らない」だの。『絶対』という言葉を使用した時点で、その絶対性は崩壊しているのです。
なんなら、「絶対」は、詐欺師の常套句といってもいいかもしれません。
「絶対」を多用する人は信じるなと。
例えば、岸田総理。
私の記憶では、「〝絶対〟に増税しない」って言ってたはずなんだけどな、去年の今頃は。
なのに、
復興税の徴収を延期するだと? 防衛費に充てるために。
町内会で喩えるならば。
Aさんが大変な事故に遭遇したのでお見舞金を徴収することに。Aさんを心配した人々はすすんでお見舞金を出すのですが、なんとそのお見舞金はAさんとは無関係のBさんの家の修繕費に使われることに。
こんなこと、許されます?
Bさんの家の修繕費が必要ならば、丁寧に説明して、新たに見舞金を徴収すべきじゃないですか?(冗談じゃない!……と、集まらない可能性大だけど)
家庭で喩えるならば。
子供の学費にとこつこつ貯めてきた貯金を、母親が勝手に信仰する教団に献金するようなもの。
許されます?
つまり、岸田さんがやろうとしていることは立派な「詐欺行為」なんですよ。
というか。
日本の借金は、少なくとも30年以上も前から問題になっていて、それを言い訳にして増税を繰り返してきたわけなんですが、増税したらしたで、まったく関係ないところで散財する。
オリンピック、コロナ禍で発生した使途不明金は十数兆円にのぼると言われています。
それ、いったい誰に渡ったんですか?
しかも、岸田さんたら、海外にいくたびに兆単位の金をばら撒いてくる。
岸田さん、なんか、キャバ嬢にモテるために会社の金を湯水のように使う見栄っ張りのバカ社員みたい。
ほんと、日本って、いい金蔓ですよね。
借金まみれなのに、見栄だけは100人前で、散財。そしてまた借金。
個人ならとっくに自己破産してますよ。
日本はすでに借金まみれの貧乏国なんですから。
それを恥ずかしがらずに、堂々と「金がない!」という態度で臨めばいいと思うんです。他国から「金貸して」と言われても、「むしろこっちが金貸してほしい」と言えばいいんです。
今こそ、節約の鬼、上杉鷹山を見習う時じゃないですか?
質素倹約。それこそが、日本の美徳じゃないんですか?
そういえば、去年の今頃も日本の大借金についてこんなことを言ってましたっけ、私。
年末の恒例行事かしら。
さてさて。話はころっと変わりまして。
先日、歯痛の話をしました。発熱したとも。
原因、わかりました。
ものもらいが原因です。
今、嘘のよういでかい膿の嚢ができて視界も半分潰れている状態なんですが、それでも歯痛と頭痛は治りました。熱も下がっています。
膿がたまっているということは、ものもらいも、いよいよラスト。
ピークを過ぎたということなのでしょう。
しかし、痛みってほんと不思議ですね。まったく関係ない歯が痛いと感じるですから。
それにしても、たかがものもらい。されどものもらい。
発熱までしちゃうものもらい、甘くみてはいけません。