タモリ倶楽部が、とうとう終わってしまいました。。。
どんな終わり方をするのだろう?と思っていたら、まあ、なんていつも通りの終わり方。
こういうところが、タモリ倶楽部ですよね。
徐々に仕事を減らしていく、タモリ流終活。
見事としか。
あとは、ブラタモリとミュージックステーションを残すのみ。
こちらも、ゆっくりとフェイドアウトしていくのでしょう。
来年、還暦を迎える私も、どう晩年を過ごすか? どう、人生を終わらせるか? というのが最近のマイブーム。
「まだまだ若いモンには負けないぞー」とか「第二の青春を楽しもう!」とか、そういう気にはまったくなれず、本音をいえば、こっそり引退したい。
時折、「ああ、もうほんと、小説、書きたくない! 書いても、叩かれるばっかりだしさ!」と、やさぐれます。
そんなときは、売れなかった時代を思い出し、「いやいや、あの頃にはもう戻りたくない。頑張らなくちゃ」と、エンジンを入れ直していましたが。
でも、私の創作のエンジンも、そろそろ限界が見えてきた感じです。
あと、5年ぐらいかな……と。
小説家としては、特になにも残せなかったし、作品も名前も後世に残ることはないと思いますが、まあ、でも、いい人生だったよ、と。幸せだったよ、と。今は思っています。
念願の23区にマンション買えたし、素敵な猫姉妹とも出会ったし。
「真梨幸子」という名前がこの世から綺麗さっぱりなくなっても、悔いはない人生だったと、言い切れます。
あとは。
晩節を汚さないように、老後をどう生きるか。
それを模索中なのですが、その答えは、まさに、タモリさんにあるような気がします。