ウインブルドンも、今日が最後。
しかし、なんですね……
観客席は大入り、しかもほとんどマスクをしていない。
すっかり、コロナ以前に戻っています。
だからといって、イギリスの感染状況が改善しているわけではなくて、
むしろ、拡大している。
(7/10の感染者数は、31800人)
きっと、
「そろそろ新型コロナはただの風邪」扱いのしようと、大きく舵を切ったのでしょう。
一方、日本。
7/10の感染者数は2032人と、イギリスの感染者数の0.06%。
なのに、オリンピックは無観客。
心配性の国民性といいますか、なんといいますか。
全国知事のオンライン会議?がニュースで紹介されていましたが、
競技が行われない秋田県知事が
「全て無観客にすべき」と提案。
それにキレ気味で反論したのは、有観客を決めた宮城県知事。
きっと、宮城県知事、
「お前が言うな(おまいう)」と心の中で思っていたのでしょう。
こんなことを言ってはなんですが、
なんだか、あまり大変な思いをしていない人たちが
でしゃばっているイメージです。
特に、医師会。
しょっちゅう
「医療崩壊が心配なので、なになにすべき」と発言してますが、
医師会は、開業医の集まり。
開業医って、実はあまりコロナ治療に参加してないんですって。
むしろ、コロナ患者を拒否している(らしい)。
(この辺のことは、先日、NHKスペシャルで詳しく紹介されていました)
なのに、なんで、あんなに上から目線なのでしょうか?
まさに、「おまいう」案件です。
しかも、医師会会長は、
「不要不急の外出は避けて」と言いながら、
ご自分は愛人と、深夜まで飲食。
話を戻すと。
今回、ほとんどの競技を無観客に決定したのは、
もしかしたら、例の宮内庁長官の所感がかなり影響しているのではないかと。
これ、かなり危険だな……と。
陛下を、政治(オリンピックも立派な政治)に引っ張り出してはいけません。
なにかあったら、陛下に責任問題が生じてしまいます。
天皇が「象徴」となり、政治にいっさい関わってはいけない現在のシステムは、
陛下、もっといえば皇室を守るためであり、政治でどんな失敗が起きても、皇室だけは守ろう……というものではないかと
私なんかは考えるのです。
あの「所感」が、
今回の無観客決定に影響を与えたとするならば、かなり危険なこと。
「所感」を画策した人、そしてそれに影響されてしまった偉い人たちは、猛省してほしいと思います。
一方、政府は「長官の個人的な所感」と、一応は黙認のポーズをとりました。これは、正解。
「陛下の思いを重く受け止めます」なんて言ったら、それこそ大問題!
日本がひっくり返るぐらいの、憲法違反。陛下の立場が危うくなります。
だから、政府は受け流すしかなかった。
でも、その裏では、陛下の「思い」はかなり重く受け止めちゃってますけどね。
その結果が、無観客。
でも、こうなったら、無観客でも盛り上げるしかありません。
テレビのリモコンにせっかく「dボタン」があるんですから、
これを活用できないかしら。
たとえば、拍手や歓声の代わりに「dボタン」を押す。
すると、「dボタン」の数だけ、競技会場に拍手と歓声が巻き起こる……的な?
とにかく、成功を祈る!