週刊新潮の最新号。
見出しが気になって、Kindleで購入してみました。
「なになに、皇宮警察の悪ふざけ?」
読んでみて、顎がはずれました。
10代の若者の悪ふざけが大炎上している今日この頃ですが、そんな若者の悪ふざけが可愛くみえるほど。
羅列してみますと。
■愛子さまへの悪口
■雅子さまへの侮辱
■とある皇族に対する悪質なデマの吹聴
■京都御所に保管されている「高御座」(即位式のときのみ使用される尊い椅子)に座って記念撮影
■御用邸の陛下の部屋に侵入し、ベッドにばーんと横たわって記念撮影
いかがですか?
アンチ天皇の人がやったことではないのです。
天皇家をお守りする組織の中の人が行ったことなんです。
どれもあまりに酷いのですが、
特に、高座に勝手に座って記念撮影、陛下のベッドに横たわって記念撮影……は、時代が違ったら、処刑もの。いや、処刑では間に合わないぐらいの不敬罪です。
皇族でなくても、勝手に部屋に侵入し、ソファーやベッドに寝っ転がられたら、腹の底から怒ります。それがどれだけ非常識なことなのか、子供でも分かります。展示されている国宝級のものに勝手に座ることがどれだけ重罪か、子供だった理解しています。
こんな非常識で下品なやつらが、皇宮警察……。
こんなやつらに守られている皇族の方々の、不安なお気持ちを思うと……。
一般人だって、たとえばマンションの管理人が合鍵で勝手に入って、好き放題されたら怒りで心が病みます。
ああ、世も末です……。
※だからこそ、両陛下は、年頭視閲式にご出席されたんでしょうね。異例中の異例だということですが。ここまでしないと、皇宮警察の腐った体質は改善しないのかもしれません。
なんで、そんな人たちが皇宮警察になったのか。
お守りする対象を侮蔑するぐらいなら、そんな職にに就かなければいいのだし、辞めればいいのです。なのに、なんで、その職にしがみついているのか。
いったい、どんなモチベーションで仕事をしているのか。
先日、公安の中の人が女風呂を盗撮して逮捕されましたが、最近、こういう、モラルが壊れた大人たちの悪行が目立ちます。警官の不祥事も相変わらず多い。給付金を不正に受給していた大手企業まで。ちゃんとした職業に就いているのに、プライドがないんでしょうかね?
若者の悪ふざけを説教している場合ではありません。
まずは、大人がちゃんとしましょうよ!
参考までに。
ここまで、組織が腐り切ってます。
どうして、ここまで腐敗してしまったか。
いまいちど、しっかり原因と対策を考えるべきです。
皇宮警察に限らず、「組織」はどうして腐るのか。
一度腐敗がはじまると、がん細胞のごとくその進行は早い。
その末路は、「死」です。