話題騒然の文春砲。
Kindleで購入して、早速読んでみました!
すごいです、これは凄すぎます!
想像以上です!
なにしろ、13ページに及ぶ超大作です!
いやぁ、ほんと、すごかった。
田中角栄金権事件、ロッキード事件すら上回る大スクープですよ!!
なにしろ、三権分立のはずの日本で、政権が司法に手を回したってことですからね!
そして司法も忖度したってことですからね!
(薄々はわかっていましたが、ここまで明白になるのははじめてではないでしょうか)
さらに驚きなのが、再捜査を止めたときの警察のお偉いさんが、今は(木原氏と同じ)官房副長官だということです。
文春は3週に渡り木原キャンペーンを張ってきましたが、今までの「謎」が、今回で伏線回収しています!
まさに、松本清張の連載小説を見ているようですよ。
木原氏は、一連の記事を「事実無根、捏造」といい、警察庁長官は「事件性はない」と断言しましたが、いやいや。
(週刊文春 8月3日号より抜粋)
特別捜査本部並みの態勢が組まれたんですよ。
事件性がないはずがない。
事件性が濃厚だから、ここまで大きな合同捜査が行われたんです。
で、ここで登場人物をちょっとおさらい。
種雄さん→風俗店勤務。2006年4月10日、遺体で発見される
X子さん→種雄さんの妻で、今は木原誠二氏の妻(モデル→CDデビュー→池袋のキャバ嬢→銀座のホステス)
Yさん→X子さんの(事件当時の)愛人。事件の日、X子さんから「夫を殺した」と連絡があり、現場に駆けつける。血がついていた服などを隠蔽。(覚醒剤の元売人)
種雄さんパパ→X子さんとYさんが証拠隠蔽している最中に、偶然にも現場を訪問。種雄さんの遺体を見つける
とろが、今回、「Zさん」という新キャラが登場します。
なんと、このZさんが……(気になる方は、ぜひ、週刊文春を読んでください)
Zさんが誰かは記事ではぼかしてありますが、第一弾から丹念に読んでいれば誰でも簡単に「あ、あの人のことか」とわかるはず。
伏線は、第一弾の最初の記事の冒頭にあります。
で、今回の記事のもうひとつの目玉が、タクシーの中で交わされた木原氏とX子さんの会話。
タクシーのドライブレコーダーに録音されていたものを警察が押収していた模様です。
その会話で、木原氏ははっきりと「俺が手を回していておいたから心配するな」と言っているんだそうです。
でも、それ以上にこの会話で気になったのは、
「刑事さんが、あなたのことを、東大でボンボンで脇が甘いって言ってたよ」というX子さんの言葉。
この言葉でプライドを傷つけられた木原氏は激昂し、警察に対して戦闘モードマックスになります。
いやー、さすがは銀座のホステスですね。ちゃんと「ツボ」を押さえている。
これをいえば相手が本気になるだろう……という言葉をここぞとばかりに打ち込んでくる。
男性のコントロールが上手いな……と。
妙なところで感心してしまいました。
そうそう、X子さんは、事情聴取のときも髪も顔も完全メイクで武装し、毎回違う衣装だったそうですよ。
さすがですね。
(ちなみに、事情聴取の雑談で、X子さんはまったく料理をしないことも判明。木原氏の食事ってどうなっているのかしら)
(さらにさらに。X子さんは、夫である種雄さんの遺体が発見された直後、愛人のY氏と本郷の居酒屋に行き酒を飲み交わし、ピースサインをして写真も撮っている。めちゃキモが座っている。さすがは、警察官の娘)
いずれにしても、文春も戦闘モードマックスになった模様です。
文末が、
「木原事件、第二章。その幕が上がろうとしている」
ですからね。
これでは終わらない。まだまだ凄いネタを持ってんだぞってことです。
ワクワクがとまらない。
追記。
意外だったのが、2018年の再捜査の際、「離婚しろ」と木原氏に詰め寄った、自民党の大物。
大物は、「捜査にはちゃんと協力しろ」とも説教し、それもあって木原氏は渋々、捜査に協力したんだそうです。
てっきり、その大物が捜査を邪魔したんだと思っていたんですが。
どうやら、捜査を止めたのは、もっと他の人の模様です。
(もうこの世にはいない方?)
追記2。
ドラマ以上にドラマチックな展開に、私の中ではすでにキャステイングが。
種雄さん→城田優(長身なので)
X子さん→武井咲(キャバ嬢時代は武井咲似だったとういう証言があるので)
Yさん→綾野剛(売人役がとても似合っていると思うので)
種雄さんパパ→武田鉄矢(ぱっと頭に浮かんだので)
Z氏→赤井英和(ボクシングの経験があるらしいので)
埋もれていた事件を発掘した特命課の女性刑事→米倉涼子
伝説のサツイチの刑事→奥田瑛二
文春の記者→小栗旬
ぜひぜひ、Netflixあたりでドラマ化を!