真梨幸子mariyukiko’s blog

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隙あらば

ペット、特に犬は、隙あらば飼い主を喰らおうとしているらしい。

【閲覧注意】

news.yahoo.co.jp

 

なんとも、ショッキングなレポートです。

確か、日本でも、自殺した女性(だったかな)の顔を、ペットのワンちゃんが食べたかもしれない……というニュースが数年前にありました。

でもね。ちょっと語弊があるかもしれませんが、このレポートを見て、ちょっと安心したんですよ。

人類に服従するように飼い慣らされていった犬たち。

元々の狼の姿からかけ離れた様々なフォルムに改造されていった犬たち。

まるで、哀れなロボットのようだな……と、時々思っていたのです。

でも、実は、彼らは隙あらば飼い主を喰らおうとしている。

そして、実際に喰っている。

狼という野生がまだ生きているんだなぁと思ったら、

人類にただ服従しているだけじゃないんだなぁと思ったら、

ちょっと安心してしまったのでした。

でも、愛犬に喰われたら、飼い主も本望かもしれません。

ワタシが仮に孤独死したとして、残された猫姉妹がお腹を空かせたら、ぜひ、食べてもらいたい。

でも、猫の場合、人を齧ることはあるようですが、積極的には食べないようです。

なにしろ、グルメですからね、彼らは。

食べ慣れないものは口にしたくないのでしょう。

 

\ アタシ、美味しくて健康的なものしか食べないから /





 

 

 

ところで、本日は結構歩きました。

ルートは、西武池袋店→雑司ヶ谷護国寺江戸川橋

 

 

イケセイ西武百貨店)は、この8月の閉店に向けて、じわじわとテナントが閉鎖されています。

歯抜け状態の店内は、どこか物悲しい……。

セゾングループ西武百貨店)の隆盛を目撃した世代ですので、なんともいえない気分になります。

国破れて山河あり……といいますか。

諸行無常の響きあり……といいますか。

でも、百貨店文化はいずれ終わるんだろうな……とは思っていました。

もう40年以上も前から。

ワタシ、学生時代からマネキン紹介所に登録していて、あちこちの百貨店を巡っていたのですが、その頃から、「はて?」と思うことばかり。

だって、アルバイトもしたことがないようなど素人の学生を、いきなり店舗に立たせるんですよ。なんのレクチャーも、実習もなく。

はじめての勤務先は、紳士服。

母子家庭で育ったワタシにとって紳士服ほど生活からかけ離れたものはなく、ネクタイの種類も知らないような、まったくの無知でした。だから、お客様に質問されても何も答えられない。

ラッピングの仕方もわからない。

そんなだから、お客様に満足していただくようなサービスもできない。

ほんと、あれには参りました。

でも、ど素人なのはワタシだけじゃなくて、周りもほとんどが紹介所から派遣された短期の人ばかり。

「こんな適当なことしてたら、デパート、つぶれるんじゃないの?」と思ったら、案の定、そのデパートは数年後潰れました。八王子の某デパートです。

 

デパートって、ほぼ、派遣さんです。(たぶん、今も)

商品に詳しくない人もいるように思います。(個人的見解)

そのせいか、地方のデパートに行くと、暇を持て余した店員さんがずっとおしゃべりしていたりします。

サービスも、ぞんざいだったりします。

よほど、百均とかファストファッションのスタッフさんのほうがテキパキして商品にも詳しいく、サービスも行き届いています。特にファストファションのスタッフさんたちは、徹底的に研修していますからね。

それがなぜ、デパートではできないんだろう……とずっと思っていたのです。

たぶん、古くからの仕組みというかしがらみ(派遣業者との関係とか)を変えることができないんだろうな……と。

 

そんな崖っぷちのデパートの背中をさらに押したのが、レジ袋の有料化

そもそも、レジ袋の有料化は、プラスチックを軽減しよう……からはじまった政策で、対象は、ビニールのレジ袋でした。

なのに、百貨店は、対象ではない紙袋を有料化してしまったのです!

これは、自殺行為だと思いましたね。

そもそも、デパート(百貨店)は、非日常とかステータスを味わう空間だったはず。

日常的な買い物とは違う、ハイレベルなサービスと買い物を楽しむために、ちょっと着飾って行くような場所でした。

なのに、近所のスーパーに持って行くようなエコバッグを持参することを推奨しだしたのです。

「だめだ、こりゃ」と思いましたね。

それだったら、もう、近所の百均でいいや……とか、ネットでポチればいいか……ってなります。

デパートに行く意味を、デパート自ら潰したのです。

かつては、デパートの紙袋を持つのがステータスでした。それを、デパート自ら、拒絶したのです。

そもそも割高のデパートに行って、さらに有料の紙袋って。それに見合うラグジュアリーな気分を味わえるならまだしも、現在のデパートでそんな気分になるのは、もはや、新宿伊勢丹ぐらいしかありません。

 

なので、イケセイがこんなことになるのは、もう仕方がない運命だったのだと思います。

(今はまったく違う会社ですが、かつてのセゾングループが生み出した『無印良品』。このブランドが生き残っただけでも、セゾングループの意義はあった)

 

8月にいったん閉鎖して、その後、ヨドバシカメラの傘下で、リニューアルされるそうです。

食品コーナーとハイブランド、そして家電に特化した施設に生まれ変わるということですが、はてさて、吉とでるか凶と出るか。

今から楽しみです。

 

 

追記。

雑司ヶ谷あたりで見つけた風景。

ジャスミンの香りがめちゃくちゃするな……と思ったら、こんなことになっていました。

まるで、ジャンスミんの登り龍。

縁起が良さそうなので、パシャリ。