いよいよ、はじまりました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
一足先に、BSで視聴。
コミカルな部分とシリアスな部分がいい塩梅です。
演出も、今まで見たことがない斬新な手法を取り入れられており、ワクワクしっぱなし。
なにより、アクの強いキャラに囲まれて、主人公の影が薄いところが好きです。
まさに、巻き込まれ型の主人公。
この後、上皇を島流しにするほどの冷徹な政治家にのし上がっていくわけですが、その過程が楽しみです!
そしてそして、一番楽しみにしていた、政子様。
「草燃える」の岩下志麻のイメージが強かったのですが、小池栄子さんの政子もハマっています!
頼朝に一目惚れするシーンは、思わずニヤニヤ。
おかしいやら、初々しいやら。
この先、ちょいちょいとんでもないことをしでかす猛女ではありますが、それはすべて頼朝に対する愛の深さゆえ。
激しさと可愛いらしさを兼ねた政子が堪能できそうです。
(頼朝と政子の夫婦パートは、いかにも三谷幸喜コメディ。ずっと見ていたい)
あと。
政子たちの父親である北条時政の存在感が!
役を演じられているのは、坂東彌十郎さんという方で、歌舞伎を中心に活躍されている方のようです。テレビにはほとんど出演されてなかったので、初めて……という人も多いかと(私もそうです)。
北条時政は、今まではゴッドファーザー的な貫禄のある方が演じてこられましたが、坂東 彌十郎さん演じる時政は、どこかお調子者のポンコツおやじ。女好きではあるけれど、野心はこれっぽちもなさそうな、おかしみ溢れるおっさんです。
でも、この時政も、冷徹な政治家に変貌していくんですよね。
ワクワクが止まりません!
ではでは、
8時から、もう一度視聴します!
追記。
ガッキー演じるところの、八重。頼朝の最初の妻で、義時の初恋の女性。
でも、よくよく考えらた、八重って、義時にとっては母方の叔母。
叔母さんに恋する甥……という目で見直すと、なんとも淫靡な感じがいたします。
追記2
その八重さんが産んだ、頼朝の長男。
平家の目を恐れた八重の父親によって殺害されてしまいます。
この後も、頼朝の子供はことごとく短命。男子は暗殺されます。
(庶子もいますが、出家後、自害)
結局、頼朝の血筋は次世代で断絶。
頼朝の子供って、呪われてんのかな……と。